「愛ごころ」のとき、すっげ恥ずかしい思いしたから
今回は同じ失敗はせん。
麻琴の家まで持っていったんよ「19」
これで恥ずかしい思いは…


「愛ちゃんごめん!!」
「へ?」

いきなり楽屋の前で麻琴に謝られた。

「なんよ?」
「吉澤さんに」
「よしざーさんに?」
「愛ちゃんの写真集もらった?って聞かれた」
「うん」
「持ってますって言っちゃった」
「あら…」
「じゃあ見せて?って言われて…」
「うん」
「今、中で見てる」
「うそやー!」
「ほんっとごめん!」

そういうと麻琴は逃げた。

あーしはおそろおそる楽屋のドアを開ける。
よしざーさんは美貴ちゃんと並んであーしの写真集を見てる。
あーしが入ってきたこともきづかへんくらい真剣に…。

「よっちゃん、それ単なるエロ親父だよ」

美貴ちゃんの声が聞こえる。
何言ってるんだろう…。気になる…。

「美貴ちゃん」

声をかけてみた。

「うわっ!!!」

驚いてるのはよしざーさんの方。

「あーあ、よっちゃんみつかちゃったね」

美貴ちゃんはにやにや。

「ねえ。あーしの…見てた?」
「そうそう」
「…さっきあーしが入ってきたら、エロ親父って聞こえた」
「聞こえてたか」
「うん…」
「よっちゃんがね」
「言うなよぉ」
「教えて?」
「ほら、よっちゃん、愛ちゃんが」
「でも…」
「素直な感想聞きたいがし」

美貴ちゃんが写真集を持ってきた。

「たとえばこれね?」
「うん」

美貴ちゃんが開けたのは水着で横から撮ってるカット。

「よっちゃん、隙間に手入れてえ〜って」
「…」

ボッてよしざーさんの顔が真っ赤になる。

「このカットは背中に氷這わせたいとか〜、これは喉に噛み付きたいとか」

嬉々として報告してくれる美貴ちゃんと、
横ではこれ以上赤くなれないってくらい真っ赤なよしざーさん。
あーし?
あーしももちろん真っ赤やざ。

「毎度毎度面白いねえ、君達」

爆笑する美貴ちゃん。

「ありえん…」
「ごめん…」
「へ?」
「今、愛ちゃん『ありえん…』って言ったから…」

あら…声にでとったか。

…そんなおこられたワンコロみたいな顔せんといて?
うなだれた耳と尻尾が見えるようや。

「よしざーさん」
「はいっ!」
「どうだった?」
「え?」
「写真集。かわいいって思ってくれた?」
「もちろん! かわいかったし色っぽかったし、すごいよかった」
「じゃあHぃこと言ってたん許したげる。本気で思ってくれてるんよね? さっきの」
「当たり前じゃん! じゃないと触りたいって思わな…あ…」
「よっちゃん、馬鹿だ…」

前言撤回!
よしざーさんのエッチー!!

本・漫画・DVD・アニメ・家電・ゲーム | さまざまな報酬パターン | 共有エディタOverleaf
業界NO1のライブチャット | ライブチャット「BBchatTV」  無料お試し期間中で今だけお得に!
35000人以上の女性とライブチャット[BBchatTV] | 最新ニュース | Web検索 | ドメイン | 無料HPスペース