14.
あたしがそう言うと愛ちゃんが唇を重ねてきた。
懐かしい感覚に身体の芯まで痺れてくる。
夢中であたしも舌を絡める。
必死で愛ちゃんの舌を追いかけて、でもするりと逃げられて。
思わず不満ありげな顔で愛ちゃんをみてしまった。
そしたらニヤリと愛ちゃんは笑い、毛布に潜り込んだ。
そしてあっという間にシャツをめくりあげられてしまった。
「んふ…」
我慢してんのに声が出てしまう。
「我慢せんでええよ」
毛布の中からくぐもったこえがきこえた。
どこで覚えたのか、あたしの突起物を絶妙な舌遣いで弄んだかと思ったら愛ちゃんはさらに下へと進んで行く。
あたしはシーツを掴んで必死に耐える。
でも…ダメだ…。
どうしても声が出ちゃう。
執拗にあたしのソレを舌で刺激し続ける愛ちゃんに、
あたしはされるがままだった。
「よしざーさん、あれ貸してや」
「あれ?」
「あーしに使ったあれや」
わかったとわたすと、愛ちゃんはそれをつける。
「…舐めるの?」
「ううん。オェってなるし、せんでええよ」
やさしいな…。
愛ちゃんはあたしの入り口でソレを十分に湿らせてから、あたしの中に入ってきた。
愛ちゃんに見下ろされて…
こんなことされて…
変な感じ。
「愛ちゃん…」
名前を呼ぶ。
「気持ちよくしてあげる。何もかもどうでもよくなるくらいに」
そう言った愛ちゃんはあたしの上で動き続けた。
何回もイきそうになるのに、その度に動きを止められて、ィけない。
「愛ちゃん…きてよ…」
懇願するあたしに、愛ちゃんはニヤリと笑う。
こいつ…
どSかよ…。
「イきたい?」
悔しいけど、身体が愛ちゃんを求めてる。
「イきたい…」
「わかった」