7.
きれいな身体してる。
あたしは今からこの身体に征服の証しをつけるんだ。
愛ちゃんは色白だから少しきつめに吸いつくとすぐに跡がつく。
それが面白くて何個もつけてしまう。
「ひーちゃん、あかんて…」
「なんでさ」
「衣装着れんようになる…」
「いいんだよ、あたしのものだって証拠」
思う存分白い肌を堪能したら今度は道具を取り出す。
そう。
あれだ。
「使っていい?」
「それ…何?」
「見てのとおり」
「あーしに入れるん?」
「そうだよ」
あたしはそれを装着する。
不思議なもんで着けただけで男になった気分になる。
「ねえ、舐めてよ」
「え?」
「乾いたままじゃ入らないでしょ」
「うん…そやね…」
意を決したように愛ちゃんがそれを口に含む。
上目遣いにあたしの表情を伺う愛ちゃんと見下ろすあたし。
たまんねえ。
自分の身体の一部でもないのに思わず腰が動く。
「ゲホ…ォエ…」
モノが喉まで入るのか咳込み嗚咽する愛ちゃん。
その表情ですらあたしの心を興奮させる。
段々涙目になる愛ちゃんの口から垂れる唾液を指ですくって舐める。
「美味しいよ、愛ちゃん…」
ずっと吐きそうになりながら口に含んでくれてる愛ちゃん。
そろそろかわいそうかな…。
あたしは愛ちゃんの口からそれを抜いた。
「はぁ…」
「苦しかった?」
「うん…」
「ごめんね。今からちゃんとシてあげるから」
やさしく何回もキスをする。
キスは段々下へと移動する。
胸で止まり形のいい上物を堪能する。
愛ちゃんの口から漏れる熱い吐息が心地いい。
「さあ、今から美味しそうな腹筋だ」
割れた腹筋はあたしの好物だったりして。
丁寧に筋肉に沿って唇を這わせる。
「ひーちゃん…」
あたしを呼ぶ愛ちゃん。
「何?」