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事務所で話をきかされたときは我慢した。
本当はすっげ泣きたかったけど、あーしはもう、年上チームやから。
でも、家に帰ったら涙が出て止まらなかった。
今日は家で一人で…思いっきり泣けるのが救いやわ…。
ベッドに突っ伏して、わんわん声を上げて泣いた。
遠くでチャイムの音がするけど気にせんと。
…でも、何回も鳴るチャイム。
それでも無視してたら携帯が鳴った。
ディスプレイも見ずに電話に出た。

「はい…」
「愛ちゃん?」
「…よしざーさん?」
「うん。今、家?」
「はい…」
「開けてよ」
「へ?」

慌ててインターホンの受話器をあげると、モニターに吉澤さんの姿。
急いで開錠ボタンを押す。
暫くしたら玄関のチャイムが鳴った。
ドアを開けると吉澤さんがあーしを優しい笑顔で見てた。

「泣いてた?」
「え?」
「目、真っ赤だ」

慌てて目をこすろうとしたあーし、吉澤さんはその手を軽く掴んだ。

「だめだよ、腫れちゃう」

吉澤さんを見上げたら涙をそっと拭ってくれた。

「入っていい?」
「あ、はい…」

あーしは吉澤さんをリビングに案内した。

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